株やお金を借りることができる、信用取引ってどういうこと?
信用取引とは自分が実際に持っている現金以上の取引ができる取引で、FXの最大25倍などが有名です。そして株取引でも信用取引をすることができます。
その信用取引で株取引をする際、証券会社からお金を借りて購入している株を融資株といいます。融資を受けて株を買うことを買い建てといい、通常の株取引と同じように安く買った株を高く売ることで利益を得ることができます。この融資を活用すると実際に持っている資金の3倍程度の株取引ができるようになります。3倍もの取引ができるので、もちろん利益も3倍になるというメリットがありますが、株価が下がった場合はマイナス額が大きくなってしまうというリスクもあります。あまりに株価が下がってしまうと保証金から差し引かれたり、さらに追加で保証金を入金しなくてはいけなくなることもあります。
そして基本的に株取引で株を売る際は、自分で持っている株をうることしかできませんが、信用取引では株を借りて売ることができます。FXでも先に売って、買い戻す取引ができますが同じような取引が株取引でも行なわれています。借りている株のことを貸し株といい、高い株価のときに売って、株価が下がってから買い戻すことで利益を出すことができます。ただし買い戻すのは半年以内と決められているのでその期間内に株価が下がらなければ、損をしてしまうということになります。先に売って買い戻すという取引の仕方はなかなか判断が難しいこともあり、上級者向けの取引となっています。