未成年が借金することができる3つの例外
未成年は基本的に借金することができません。未成年はお金を借りても返す能力がないと法律で決められていて、もし未成年にお金を貸しても未成年には借りたお金を返す義務はありません。返さなくてもいいと法律で決められている相手にお金を貸す人はいませんよね?なので未成年は借金することができないというより、貸す人がいないという状況です。
しかし未成年でも借金することができる場合もあります。まずは結婚した場合です。結婚は男性が18歳以上、女性が16歳以上ですることができます。結婚すると20歳未満でも成人したと判断され、借金することができますし、返済の義務もあります。次に親などの法定代理人の同意がある場合です。未成年で車のローンを組んだりできるのは、親の同意があるからです。親の同意がない場合はローンを組んで車を買うことはできません。さらに未成年でも親の同意を得て自分で事業を行なっている場合、その事業に関わる借金をすることができます。そして返済の義務もあります。未成年は一人前とは判断されませんが、事業を行なっているという事で成人として判断されるからです。
未成年が借金できないのは法律で守られているからです。欲しい車を買うのに親の同意を求めなくてはいけないのは、面倒に感じるかもしれません。同意してくれないこともあるでしょう。しかしそれは法律や親に守られているということなのです。理解しにくいかもしれませんが、未成年のうちは借金するより貯金して欲しい物を買うようにしましょう。