より女性が活躍するために!女性起業家支援資金を活用しよう

もっと女性が活躍できる社会にするために、女性が起業する際に融資を受けることができる女性企業家支援事業というものがあります。ここで融資を受ける際は担保や保証人の必要がありません。各都道府県などで事業の名称は違いますが、多くの自治体で行なわれている事業なので起業したい女性の方はお住まいの地域の役所に尋ねてみましょう。

この融資を受けるための条件は5つほどあります。まず一つ目は始める事業の詳しい計画を持っていて、まだその事業を始めていないが1ヶ月以内に事業を始められる人、または二ヶ月以内に会社を設立できる女性であること、または事業を始めて5年以内の女性であることです。二つ目は事業に必要な認可を受けていることです。例えば飲食店なら保健所で営業許可証を発行してもらう必要があります。三つ目は始める事業の業種が信用保証の対象の業種であることです。一般的な商工業は保証の対象になりますが、農業や漁業、風俗店や宗教団体などは保証の対象外になるので融資を受けることができません。四つ目は融資を受ける金額が保証協会の限度額以内であることです。五つ目は事業を始めている人で事業税の納付をきちんとしている人であることです。

融資を受けられた際の使い道も限られています。設備投資にかかる設備資金と、事業を運営するための運転資金の2種類だけになります。新しく事業を始める際は、設備の購入資金などに充てる事ができますし、すでに事業を始めていて5年以内の場合でも、さらなる利益を求めた設備投資などを行なう事ができます。

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